どうして股関節が痛くなるの？

■股関節痛の疾患部位により,その症状の原因は様々です。

あなたはどんな痛みでお悩みですか？

◉股関節の前方や後方,内側,外側が痛む

◉病院、整形外科で股関節の手術が必要だと診断された

◉長く歩いていると股関節が痛くなる

◉階段の下りやランニングなどの運動時に股関節が痛む

◉ある特定の姿勢を取る（靴下を履く動作,脚を横に開いたり）と痛みが走る

◉座っていても痛く,股関節の痛みで歩き方がおかしくなった

◉夜間痛,脚のしびれや腰痛も出て来た

以上のような症状を抱えた方を対象としたコースです。

※診断、症状によっては、専門の病院で医師による股関節の精密検査を勧める場合があります

股関節の構造と痛みについて

■股関節の構造

股関節は骨盤と関節を組んでいるが,両脚の股関節の大腿骨の骨頚部が約１２０度に傾斜していて,うまく地面からの衝撃の緩衝をこなしている。

股関節内は常に２ミリ程度の間隙があり,潤滑液で満ちて股関節のスムーズな運動に貢献しています。

しかし,股関節の大腿骨の骨頭や骨頚部へ行く血流は、細い動脈が２本のみのため、アライメント（関節の並び）や筋肉のバランスが崩れた時は、痛みや変形が出やすいので,早めのケアをお勧めします。

■骨格の違いとホルモンの違いから

股関節痛、変形性股関節症が女性に多いのは、女性は男性に比べ骨盤が広く、また女性ホルモンの影響を受けて靱帯が緩くなりやすいから。

女性ホルモンの影響で関節内の支持力が弱くなりやすく、骨盤・股関節が歪むと地面から受ける衝撃が増してしまい、関節内の変形が起きやすい。（女性は座位の姿勢が長いと骨盤が広がっていきます）そして痛みがひどくなっていくのです。

それゆえに骨盤の矯正と下肢のアライメント矯正が重要です。

■股関節痛でも運動してもよい？

股関節の痛みがある状態で、原因も知らずに無理をして歩いたり、体操やヨガ、ストレッチをしないほうが良いです。（歩いたら、運動したらそのうち治ると思う方が多いです）脚を引きづった状態を繰り返すと股関節のインナーマッスルが拘縮を起こし、余計に股関節痛が酷くなっていきます。

歩行バランスが崩れるほどの痛みや歪みの場合、変形性股関節症になりやすいので、ひどい場合は杖を使うと良いです。

また現在の状態だとどのような動作、姿勢をとったらよいかをピーク銀座ではアドバイスできます。

※以下の症状は当院の整体法の範囲外です

突発性大腿骨頭壊死,骨粗しょう症,疲労骨折,大腿骨頚部骨折,関節リウマチ,感染症（黄色ブドウ球菌,連鎖球菌などの化膿菌の感染）

変形性股関節症の方も来院する整体院

◉股関節が痛いので治療のために行った病院で,変形性股関節症（左股関節の臼蓋形成不全）と診断された女性が,当院で股関節痛の整体コースを２度受けて,杖無して歩けるようになりました。（長時間歩くときは無理はしないで杖を使うようにお話しています）

◉もう一人男性ですが,かなり変形した股関節症で杖を使って来院しています。２０１２年９月の股関節レントゲン写真では隙間の無かった関節内が,２０１２年１２月股関節レントゲン写真で少し隙間が出来てきました。関節が少しずつ,動きが出て来ているようです。